cametekの日記

かめりあの日記です。 http://cametek.jp/ http://twitter.com/cametek/

2020/07/15の夢日記

今日の夢日記について

ご無沙汰です。かめりあです。
今日7/15の朝にものすごいボリュームの夢を見てしまって忘れられなくなってしまったので、久しぶりに夢日記を更新します。
実際の所、雑な箇条書きメモでメモ帳スクショ3枚レベルのボリュームがある(あった)ので戦々恐々としています(こんな事している暇があったら曲を作れ、ほんまぎょうさん趣味があって羨ましいわぁ)が、朝からずっと頭の中に残っているので取り急ぎ消化の意味も込めて…。

 

前日譚(マジ?夢なのに?)

今回の夢は自分が子猫とアヒル(?)を拾うところから始まります。子猫は小さい黒猫、アヒルは真っ黒なアヒル*1です。特に子猫は衰弱していたこともあって心配していたのですが、結局亡くなってしまいました。悲しいかな…

そんな中自分は温泉旅行*2に向かいます。最近コロナで旅行もほぼほぼキャンセルになってますからね。で、早速注釈です。自分の一人称で進むのですが、実質的には自分が何かのアニメかなんかの主人公を演じている(?)ようなものになっています(ということが後から分かりました*3)。なので「自分(=かめりあ)」ではなく他の誰かに置き換えた方が分かりやすいかもしれません。まぁ夢なので。

しかしながら、駅から温泉街までは遠く、実質的に隣駅から歩かなきゃ…と電車から降りて思います。時間はまだお昼、晴天なので歩くことは苦ではありませんが、知らない街なのでGoogle Mapを見ながら歩きます。道路が広くて田舎っぽいですがその内温泉に近づくにつれて道も狭くなっていくでしょう。

そんな道中に、キモい虫のトラップが仕掛けられているのを見つけました。毒のある虫、それも結構ヤバイやつ*4が色々ジップロックみたいなのに詰められていて道端に放置されていました。見つけてしまった自分が処理しなければいけないのか?でもヤバいだろ…と思っていた所地元のヤンチャな人たち(しかも結構人数がいる)に見つかってしまいました。じゃんけんで負けたやつがその虫トラップを開けようぜ!というバトルに巻き込まれてしまいました。困ったな…と思いつつ、周りに結構人数がいる事から特にじゃんけんに参加せずにやり過ごしました。節穴か?その結果友人のK氏(共に巻き込まれていたらしい)が負けクジを引いてしまったようです。困っているK氏に、「ジップロックだし、お湯を満たしたお風呂の浴槽に突っ込んで、食器用洗剤をまるごと突っ込んで開けたら処理できるんじゃないですか?」と血も涙もない助言をする自分。とりあえず一件落着。

事件発生

キモ虫トラップのせいでだいぶ遅くなってしまいました、日が段々と暮れ始めています。温泉に行く道中でも夏祭りのような催しが行われていて混雑しています。そんな中、なんだか偉そうな会社の超迷惑なイベントが始まってしまいました。『大名行列』をイメージしてもらえば分かりやすいのですが、社員一人ひとりや祭に参加している人、その家族や友達みんなが一体になって手を繋いで延々とつながっていくことで「絆」を表現する…みたいな、押し付けがましいイベントをおっぱじめました。道の真ん中で。通れないんだよな…と繋がれた手の下をくぐって横切ったところ、当然のように社員に怒られます。そうは言っても邪魔なんだよな…。結構な剣幕で追いかけてくる社員たち。当然関わり合いたくもないので自分は逃げ出しました。

そうこうしている間に迷惑な社員たちを巻き、気づけば温泉街の近くへ。今日泊まる予定の温泉の従業員さんがたまたま近くを歩いていたため声をかけられ、一緒に温泉に向かうことになりました。良かった。

 

温泉に向かう道中、遠くから鈍い衝撃音が聴こえてきました。何か大きなものが地面を揺らす音… 急いで高い場所へ位置を移すと、そこには数十mはある、四足の目のない大型の恐竜のようなもの(「モンスター」)が歩いています。恐れおののく自分(たち)。しかもそのモンスターの歩行コース的に、現在地点の近くを通りそうです。急いで近くの竹やぶに身を隠し息を潜めていると、数m横をモンスターの脚が竹をなぎ倒しながら歩き去っていくのをが見えました。踏み潰される一歩手前で間一髪見送ります。

モンスターが自分たちの横をかすめる時、奇妙なものを目にしました。モンスターは物理的に人間を襲うだけではなく、触手のような物を伸ばし人間に寄生し、人間の思考を操る事ができるようです。そして人間からもエネルギーを奪い死に至らしめ、なおかつその寄生された人間からも触手を更に伸ばしていくことができる…。怖すぎる。

そして結局の所、自分はその温泉街に長らく閉じ込められることになってしまいました。なぜなら、そのモンスターによって街はパニックに陥り、機能しなくなってしまったからです。
寄生され狂った人間と触手、そしてモンスターのうごめく地上を離れ、残された人間たちは元々駅チカなどのようになっていた地下空間に生活の場を移すことになりました…。地上には僅かなアウトロー達、危険を顧ず地上の限られた資源を求める人間たち、地上を奪還すべく立ち向かう人間たち…そしてモンスターに立ち向かう事のできる力を持つ「魔法使い」だけが残される結果になりました。

「魔法使い」とは

いきなり登場した「魔法使い」と言うワード。この「魔法使い」はいくつかの「魔法少女」モノに準じた*5、少しメタな設定を受けていました。

  • 「魔法使い」は人間が、人々を救うために魔法使いになった。
  • ただ「魔法使い」も当然モンスターやその他との争いで命を落とすことがある。
  • そして「魔法使い」はテクノロジーを土台にして生まれた、ファンタジーのエネルギーで動くものではない。

地下にはあまり多くの資源が残っていません。そして地上には人間を襲うモンスターが存在し触手がうごめいているため、なかなか生活物資の調達にも困難を要する事になっています。むしろ使えない人や仲間の少ない者こそ、地上へ向かい、資源を集めてくるか、あるいはモンスターと闘い少しでも現状を良くして命を落としていくか…。地下ではそうして食い扶持を少しでも減らしていくことが求められていました。

…そして自分も(このあたりから急にアニメの主人公のようになってきましたね)その結果「魔法使い」になっていきました*6

「魔法使い」になったからには地上での活動を余儀なくされる訳ですが、地上は地下と同じくらい暗く(恐らく夜は触手やモンスターの活動が少し収まるんでしょうね)、人気もない温泉街の廃墟だけが残っています。ただ、少数の何をして暮らしているのかも分からないような人間が暮らしていて、稀にそんな人間と出会うこともありましたが、基本的に「魔法使い」は上記の都合からあまり良くは思われてはいません。

地上、博物館

その地上での活動の最中、とある博物館に自分は出くわしました。その博物館では元々化石や異物などの考古学的な展示を行っていたのですが、どうやらモンスターが現れた日の周辺では「まどマギ」とのコラボを行っていたらしく、その残りが一角に飾られたまま誰の管理も受けず放置されていました。博物館の内部を捜索していると、館内の奥まった一室で生き延びている人間を発見。どうやら博物館の館長をしていた人のようです。奥まった一室も館長室のようで、そのためモンスターやその他の襲撃を免れたようでした。館長室の奥には椅子が数席あり、その椅子には誰かが座っていて、毛布が掛けられています。毛布のせいで誰が、どんな人が座っているかは分かりません。

館長曰く、モンスターは実際に古代の恐竜か過去に絶滅した生物との関連性があるようで、過去の研究からいくつかのモンスター・触手に関する重要な発見があった、ということで、一つ面白いことを見せてあげる、と言ってくれました。「魔法使い」は短命(すぐ死ぬし)だから冥土の土産みたいなものでしょうか。本意は分かりかねます。

「これが触手の力だ」と館長は言いました。椅子にかけられていた毛布を剥がすとそこには一対の老夫婦の死体が…。と思っていた矢先、死体が昼寝から覚めるかのように起き上がり、自分の方を見つめています。彼らは本当に死んでいたらしいのです。そして、触手が「誰かから奪い取ってきた」エネルギーで、彼らは一時的に蘇ったのだと説明をされていました。老夫婦は蔑む風潮に構わず「魔法使い」のことを"人類を救う希望"だと思っているようで、自分の手を握り労りの言葉を掛けてくれました。…ただ、その手の感触は、非常にゴワゴワして、温かさはあるものの人間のものと思えず、正直気持ちが悪いものでした。

と老夫婦とのひとときを過ごしているその時、開いていたドアから触手、そして触手に寄生された人間が!「魔法使い」*7の自分がいたとしても、館長を守りきって自分の命も守って…となると太刀打ちができません。そう思っていると館長はとっさにメモ帳から一枚紙を取り出したかと思うと、その紙に何やら文字を書き始めました。それらの文字は自分には理解ができないものですが、どうやら「モンスターの持っている知性」にとっては理解が可能な文字のようで、その文字によって彼らに自分たちを攻撃しないよう"命令"することで彼らの動きを止めることに成功します。館長は一体モンスターの何を知っているんだ…?と感じつつも、その日は地下へ戻ることに。

対立

地下へ戻ると、人々の様子がおかしいことに気づきます。「魔法使い」を巡って『魔法使いを信じるもの、信者』『魔法使いを信じないもの、魔法使いを排斥するもの』の間でいさかいが起き、最終的に彼らはほぼ完全に分断されてしまったようでした。信者の中には盲信的な人もいれば、「魔法使いも人間なんだから…」といった消極的な人まで存在しており、人それぞれ違う考え方の中で自分たちは生きていくしかないのだと改めて思い知らされます(教訓か?)。

そんな人々に囲まれていると、「魔法使い」を排斥するために活動している自称預言者とその一味に目をつけられます。彼らの第六感かあるいは何らかの技術か、いずれにしても圧倒的な存在感と説得力とともに魔法使いかそうでないかを言い当て、そして「魔法使い」と分かるや否や冷酷な手段で地下から追い出したりする集団です。その預言者が自分の顔を睨みつけ、しばらくの時間が経ち…審判が「お前は普通の人間だ」と告げられました。危機一髪…預言者は立ち去っていきます。が…でも自分は「魔法使い」なのではないのか?*8と頭をもたげる一つの疑問…。実は自分は「魔法使い」を演じるしかなくなってしまった『普通の一般人』でしかない事がここで薄っすらと分かります(そのため自分は何一つ「魔法使い」らしいことはしていない…していませんよね。おい夢!そこまで整合性を持った伏線を張るな)。しかしながら、現状を鑑みると地下も安全とは言えません。決してこちらも安全とは言えないけれども、ひとまず地上へ向かいます。

一体誰が仲間で誰がそうでなくなってしまったのか。「地下」にどれだけ魔法使いの事を守ってくれる人が残っているのか…。疑心暗鬼。

遭遇

戻った地上は相変わらずの暗い空、危険なですが、そこで一人の少女と出会いました。彼女は自分に助けてもらった「猫」の生まれ変わりだと言います。(そんな猫居たか…?と思っているあなた…自分も思いました。この夢の冒頭を思い出してください…自分も思い出しました。こんな伏線の貼り方あるのか…?夢なのに…?と思いました)あの時の猫…。命を落としてしまったけれども、その恩を返すために今は触手の力を使って、どこからかのエネルギーを使って蘇っていると言ってくれました。お前…ありがとう…。

近くのビルの5階に地下の魔法使い排斥集団からも、モンスターからも安全な場所があるからそこで落ち合いましょう、あなたの無事と平穏を祈っています、と言い残して彼女はどこかに消えていきます。

彼女は心の底から信じることができる。だって猫のことを知っているのは"自分だけ"なのだから、必ず彼女は本物の猫に違いない。そう信じて自分もビルへ向かいます。

 

…そうしてビルへと向かっている最中に、街の至る所からサイレンが鳴り始めました。巨大な「モンスター」が近くに現れており、狩りを始めるという警戒のサイレンです。「魔法使い」は街を守るために立ち向かわなければなりません。自分を含め魔法使いはすぐにモンスターのもとへ、ふもとへ向かいます。

自分が到着するやいなや、一人の魔法使いがヘマをやらかし、モンスターの足元に倒れているのが見えました。そしてその巨体に踏み潰され、息も絶え絶えに「こうやって魔法使いは死んでいくんだよ」と言い残して彼女は亡くなっていきました。

OP

ここで「この」アニメのOPが入ります(夢なのに?)。
場面が博物館に戻って、博物館に放置されていたまどマギオルゴールの一つが鳴り始める。
フレーズは「まだダメよ」の印象的なフレーズ。そのフレーズとこのアニメ(?)のOPのフレーズとが相互に混ざり合ってOPが始まる*9
めちゃめちゃ重いメタル系のベースと電子音楽系のドラムが合わさったドラムンが足回りという独特な暗く激しい地下に相応しい雰囲気で、劇中で出てくたサイレンが曲に合わせてずっと鳴っている。
劇中の効果音をOPに使うって、自分も「そこまで伏線貼れるアニメ/夢ある?」と感じながらこの曲を聴いていました。感動(お前の夢だろ)。

終焉*10

無残に亡くなった「魔法使い」の死骸を見て地下はパニック、俄に騒然とし始めます。

対立していた群衆達は、「魔法使い」を信じる者たちは、それでも魔法使いは人間を守るために闘っているんだ、だから支えなければならないと。「魔法使い」を排斥する物たちは、魔法使いたちは不要だ、使えない者たちだ。地下にも必要ないし地上でせいぜい頑張ってくれ、と*11。口論が始まり、対立はさらに悪化。地下は一触即発の事態に。地上はモンスターや触手がはびこり、地下は爆発寸前の対立がひしめき合う地獄になってしまいました。

そうした中、前述の亡くなった魔法使いを見届けた自分に排斥派からの矛先が向きます。迫る排斥派、そして自分をかばう信者たち。その対立は次第に宗教戦争のようになっていき、自分を守るもの、殺そうとするもので二分化され、至る所で争いが起こり始めました。

何もできないでいる自分を排斥派から守るため(物理的に)担ぎ上げる群衆の一人が、「武器を向けない人間は仲間だ。彼らから…目を逸らすな」と自分に伝えます。地下を運ばれていく自分、排斥派のフリをして潜み、すんでの所でゲリラ的に自分を守りに来る者が何名も何名も現れます。

自分は何もできない、ただの人間なのに…。

 

「猫」は無事なのか?この世界の魔法使いとは一体何なのか?怪物と魔法使いの関係とは?自分は魔法使いでなければ何者なのか?と言うところで夢が終わります。

ふざけるんじゃない。このボリュームの物語見せておいて(難なら自分は「経験」してますからね)終わるんじゃない。早く続きを見せてくれ。

エピローグ

「夢が終わります」と書いたのですが、その直前に少しだけ映っていた(何に?)シーンがありました。

魔法使い信者「スマホに(魔法使いに)『変身』っていうのがあるでしょ?ここまで来たら排斥派の目の前とはいえ、魔法使いにならないわけにはいかないね。まぁ使ってみてよ」
自分「はい…(魔法使いでは「ない」からそもそも変身する術もない…どうしたら…)」

排斥派らしき人間に追われてしまう自分。もはや成すすべなし…と思った直後、冒頭のキモ虫トラップを処理するハメになったKさんとわかりホッとする。Kさんとキモ虫トラップの中にいたの生まれ変わりのガタイのいい男性(人間の形はしているものの言葉は話さない)が共にオタクグッズを見せてきて、「やっぱり買いたいと思った時に買うべきだよね!だってプレミア付いてるもん」と自慢してくる。

正直これらのシーンもどう回収してくれるのか自分の脳には期待しかありません。今日は30時間くらい眠ろうと思います。

 

以上です

以上、7/15の朝に見た夢でした。マジでこの量(文字カウントだと7500文字弱ありますね…)のでっち上げできる気もしないので、できれば信じて下さい。マジでこの量の夢を見たんです。というか難なら冒頭のアヒルと猫飼うくだりとか端折りましたからね。あまりにボリュームのある夢すぎて今でも続きが気になって仕方がないんです、という気持ちだけで書きおこした夢でした。

あまり関係のない話ですが今胃を壊してしまっていて*12薬を飲んでいるので、それの副作用かもしれません。もし副作用でこんな夢が見れるのであれば今後一生この薬を飲み続けるハメになりそうなので楽しみにしておいて下さい。

それでは。長文失礼しました。

*1:そんなのいるんですかね?と思ってググったらいました

*2:本筋からは遠いので脚注で…目的地の温泉街は、今思うと草津っぽい感じです。ただなんというか、FFとかに出てきそうな工業の香りの漂う少し廃退した街になっていました。

*3:2020年7月anan調査による

*4:触ると死ぬ

*5:ぶっちゃけまどマギでしたね、はい…ちなみにこの夢の中、「夢の世界の中」「夢のアニメの中」では『まどマギ』が存在しています。それどころか…

*6:と誤解されているだけで、どうやら自分は『魔法使いではない』ようです。「『魔法使い』として生きていくしかない」だけだったのかもしれません…

*7:ではないのですが…

*8:「アニメの主人公を演じている自分」と別に「そのアニメを見ている自分」が存在してしまっていて、伏線か?と感じたことを書いておきます

*9:製作委員会はどんな予算の引っ張り方をしてきたらそんな引用ができるようになるんだ。意味分からないぞ。まぁ「夢」というか「アニメ」というか、これを「見ている自分」の方も『意味分からねえぞ』と口に出したのでその感想はあながち間違っていないと思います

*10:なお主観的には「アニメの1話の終わり」と言う感じを受けました。世界観が固まって、これからどうこのアニメが展開するのかドキドキさせて終わるあの感じです。続きはどうした。早くしろ

*11:一体魔法使いはなぜそういった人達に反乱しないのか、と思いますけど、そうは言っても人間ですから人を手に掛けるのも厳しいのでしょうね

*12:ピロリがいました